初の水中パノラマ

クラウドファンディングを始めてから約1ヶ月が過ぎ、支援の広がりの勢いに中だるみ感が出てきましたので、この辺りでちょっと私の水中360°VRパノラマの歴史を紹介してみます。

今回紹介するのは、私が初めて作った水中の360°VRパノラマです。

(端末によっては見れない場合もあります。PCで見る場合にはAdobeFlashPlayerがインストールされている必要がありますのでご了承ください。)

場所はおそらく今までで最も多く潜ってきた真栄田岬。

作成したのは2012年です。

当時はやっと陸上の360パノラマを安定して製作できるようになり始めた頃で、理論的には理解できてはいましたが、さて水中ではどうやって撮影しようかと散々思案して、トライ&エラーを繰り返しながらどうにかこうにか出来上がったものです。

市販の機材は存在していなかったので、あり合わせの機材を色々と組み合わせて撮影してみては失敗の繰り返しでした。

それからダイバーならご存知かと思いますが、水中では屈折率の違いでモノが大きく見えます。つまり、レンズの画角が狭くなるということ。

この辺りの補正(修正)をどのようにするかも教科書的なものはありませんでしたから、自分で考えながら何度も何度も無駄と思える作業を行いました。

相談する人もいない中で苦しみながら作り上げた初めての水中パノラマでしたので、出来上がった時には本当に嬉しかったです。

当時の自分の調べですが、おそらく日本では初めてだったのではないでしょうか?

安定して使える機材ではなく、あり合わせの機材を組み合わせて撮影したので、もう一度やれと言われてもなかなか難しいと思います。

現在では当時とは比べ物にならないほど、正確で効率的な撮影ができるようになったので、一度に何ヶ所も撮影してGoogleのストリートビューのようなVRツアーを作ることができるようになりました。(撮影機材の変遷についてはまたの機会に紹介します。)

あとはこのクラウドファンディングで資金を集めて様々な場所を撮影したいという次第です。

また、プロジェクトで撮影する場所は支援者の皆様のご意見を参考にして決定したいと思っていますので、是非「ここの海を撮ってほしい!」などのご意見をいただければ、と思います。

そして、ご友人などにもぜひこのプロジェクトを紹介していただき、支援の輪を広めてもらえればと思いますので、これからも応援宜しくお願いします。

プロジェクトの撮影自体は資金が集まってからになりますので、これからは時々このような撮影秘話などを紹介してみたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です